保険制度
- 学生教育研究災害傷害保険(賠償責任保険付帯)について
- 授業や学校行事中、あるいは通学中、課外活動中といった教育研究活動中の事故の予防については日頃から十分な対策を立てておくべきですが、それでも事故とは思わぬ時に起こるものです。
横浜国立大学では、教育研究活動中の不慮の災害事故、ならびに損害賠償の補償に備えるために本保険制度を導入しています。安心した学生生活を送るためにも、大学として加入をお願いしています。
学生教育研究災害傷害保険(通学中等傷害危険担保特約付帯)
本学の教育研究活動中に生じた不慮の事故・災害により身体に傷害を被ったとき保険金が支払われます。
「病気」はこの保険の対象になりません。
対象となるケース
1.正課中
講義、実験・実習、演習または実技による授業を受けている間、それらに関する研究活動を行っている間の傷害事故。
- 実験中に試験管をぶつけてしまい、右手小指に刺さり切傷となった。
- 体育の授業中にバスケットボールをしていたとき、リバウンドのボールに指が当たり骨折した。
- 教育実習中に飛び箱を運ぼうとしていたところ、飛び箱が落ち右足を負傷した。
2.学校行事中
大学の主催する入学式、オリエンテーション、卒業式など教育活動の一環としての各種学校行事に参加している間の傷害事故。
- 大学祭で模擬店の調理中、誤って包丁で切ってしまい左手小指を負傷した。
3.キャンパス内にいる間
大学が教育活動のために所有、使用または管理している学校施設内にいる間の傷害事故。
- キャンパス内の自転車置場の階段を下りている途中、足をくじいて左足首を捻挫した。
4.課外活動中
大学の規則に則った所定の手続きにより、大学の認めた学内学生団体の管理下で行う文化活動または体育活動を行っている間の傷害事故。
- 柔道の練習中、畳の上に膝から落ちて捻挫した。
- アメリカンフットボールの練習中、味方の選手と接触し、肩から落ちて鎖骨を骨折した。
5.通学中
大学の授業等、学校行事または課外活動への参加の目的をもって、合理的な経路および方法(大学が禁じた方法を除く)により、住居と学校施設等との間を往復する間の傷害事故。
- 二輪車で走行中、ハンドル操作を誤り転倒して骨折した。
- 坂道を歩いて降りたところで足をひねって捻挫した。
6.学校施設等相互間の移動中
大学の授業等、学校行事または課外活動への参加の目的をもって、合理的な経路および方法(大学が禁じた方法を除く)により、大学が教育研究のために所有、使用または管理している施設の他、授業等、学校行事または課外活動の行われる場所の相互間を移動している間の傷害事故。
- サークル施設への移動中に二輪車で停車していたところ、後方から来た軽自動車に追突されケガをした。
支払保険金の種類と金額 ─学生教育研究災害傷害保険─
担保範囲\ 保険金の種類 |
正課中 学校行事中 |
通学中 学校施設内にいる間 施設等移動中 |
課外活動※1中 (学校施設内・外) |
---|---|---|---|
医療保険金 | 3千円~30万円 【対象】治療日数1日※2以上 |
6千円~30万円 【対象】治療日数4日※2以上 |
3万円~30万円 【対象】治療日数14日※2以上 |
後遺障害保険金 | 120万円~3,000万円 | 60万円~1,500万円 | |
死亡保険金 | 2,000万円 | 1,000万円 | |
入院加算金 | 4,000円/1日 【対象】入院1日目から ☆入院180日を限度 |
1 大学に届け出た団体であること。
2 治療日数とは実治療日数(実際に入院または通院した日数)をいい、治療期間の全日数が対象になるのではない。
学生教育研究賠償責任保険
国内外において、学生が正課、学校行事およびその往復途中で、他人にケガをさせたり、他人の財物を損壊したことにより被る法律上の損害賠償を補償します。
法科大学院生については、法科大学院生教育研究賠償責任保険となります。詳しくは(財)日本国際教育支援協会のホームページをご覧ください。
対象となるケース
- 化学の実験中、間違って 薬品を混ぜ、爆発事故を起こしてしまい、相手に火傷を負わせてしまった。
- 学園祭で、焼鳥屋の模擬店を出店したが食中毒事故を出してしまい、5人が入院してしまった。
- 正課のインターンシップ活動中、派遣先の機械を使用し、誤って壊してしまった。
- 大学へ行く途中、駅の階段を駆け降りたとき、前にいた老人を突き飛ばしてしまい、大けがをさせてしまった。
補償金額 ─学生教育研究賠償責任保険─
対人賠償 | 対人賠償と対物賠償合わせて1事故(※1) 1億円限度 (免責金額(※2) 0円) | ||
対物賠償 |
1 被保険者1 名かつ1 年当たりの支払限度額です。
2 免責金額とは、お支払いする保険金の計算に当たって損害の額から差し引く金額をいいます。免責金額は被保険者の自己負担となります。
保険期間と保険料
学生生活教育災害傷害保険と賠償責任保険を合わせた金額です。
※上記保険を別々に加入することはできません。
※修業年限にあわせるので保険期間の短縮はできません。
保険期間 | 保険料適用区分 | |||
---|---|---|---|---|
昼間 | 夜間 | |||
1年間 | 1,340円 | 790円 | ||
2年間 | 2,430円 | 1,430円 | ||
3年間 | 3,620円 | 2,120円 | ||
4年間 | 4,660円 | 2,760円 |
1年未満の加入期間は「1年間」に切り上げます。
法科大学院生は以下の金額となります。全員加入です。
- 1年間... 2,640円
- 2年間... 5,030円
- 3年間... 7,520円
加入手続について
- 払込用紙を学生支援課窓口まで取りに行く。
- 払込用紙の必要事項を全て記入のうえ、最寄りの郵便局から保険料(手数料別)を払込む。
- 原則として、新入生は3月末日(10月入学は9月末日)、未加入の在学生は4月1日~30日(10月入学は10月1日~10月30日)までに払込むこと。
- 保険に加入した学生は、学務・国際戦略部学生支援課窓口で「学生教育研究災害傷害保険のしおり」と「学研災付帯賠償責任保険のしおり」を受け取る。
保険の有効期間について
保険の有効期間は払込んだ翌日から所定の卒業・修了年次の3月31日までとなります。
10月入学の場合は払込んだ翌日から所定の卒業・修了年次の9月30日までです。
ただし、新入生で入学前に払込んだ場合は、4月入学は4月1日、10月入学は10月1日から有効となります。
連絡先
学務・国際戦略部学生支援課 学務総務係
TEL : 045-339-3116
gakusei.somuynu.ac.jp
窓口時間
- 平日
- 8:30~12:45/13:45~17:00